映画について私が全然知らないいろいろな事柄

@ohirunemorphine が、だらだらと映画についてあれこれ考えます。

映画

『ゴッズ・オウン・カントリー』レビュー書きました。

「ことばの映画館」に書きました。 めずらしく意識高い映画ですが、 書いてる人間は意識低いです。 http://kotocine.blogspot.com/2019/02/text.html?m=1

これまでの執筆まとめ。

これまで書いたレビューをまとめてみました。 2015年 kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com kotocine.blogspot.com 第16回東京フィルメックス ツァイ・ミ…

『象は静かに座っている』レビュー掲載のお知らせ。

ごぶさたしております。 neoneo webに掲載していただきました。 フー・ボー監督『象は静かに座っている』レビューです。 http://webneo.org/archives/46590 フィルメックスで、neoneoの金子先生にお会いしたとき、 『象』書いてみない?とお声をかけていただ…

第19回東京フィルメックスが終わって、私の冬がやってきました。

今年の映画祭ラッシュで驚いたことがあります。 毎日毎日毎日毎日朝から晩までどっかの上映観てる人が 世の中にはこんなにいるんだってこと いつ寝てるの?いつ起きてるの?電車とか乗ってんの? そもそも おうちにちゃんと帰ってるの? そんな映画好きとい…

東京国際映画祭の意義って。

コンペ審査員長ブリランテ・メンドーサ監督のコメントが凄いですね。 https://eiga.com/news/20181106/8/ まぁ年々規模が縮小されていってるTIFFの悲しさはほうぼうで実感しましたが、 ここのコンペの小粒感はいまにはじまったことではない。 しかし、それで…

東京国際映画祭・東京フィルメックス2018 極私的みどころ(後半)。

TIFFチケット発売されましたが、 案の定鯖落ちから始まるw いい加減学習していただきたいものですが、 むしろ観客が学習したとも(私は発売時刻には寝てたか仕事してたかどっちかでしたよ) どうせ時間通りにアクセスできんよ そして どうせ戻り出るよ…… (…

危ない男。(追記しました)

少し前からの話をいたしますと、 6月後半から、空梅雨から台風といきなりの猛暑、 朝4時起き7時半出勤という個人的サマータイム、 そして続く猛暑による夏バテが抜けないまま、 今に至っております。 やっと食べられるようになってきました。 やっとパソコ…

お久しぶりです

少し前に書いた原稿ですが、よかったらお読みください。 そろそろ人の生き死にについて以外のパッカーンとしたやつについても描きたいなぁ リチャード・リンクレイター『30年後の同窓会』について、座敷牢のおばちゃんに話を聞いて来ました。 http://kotocin…

【ネタバレ有】ダミアン・マニヴェル監督ご推薦の映画について。ウジェーヌ・グリーン『ジョゼフの息子』。

先日のカイエ・デュ・シネマ週間では 『泳ぎすぎた夜』の宣伝も兼ねてか ダミアン・マニヴェル監督ご推薦枠で1本の映画が紹介されました。 ウジェーヌ・グリーン『ジョゼフの息子』(2016)です。 (2018.12.17追記 思わぬカイエ週間での再上映でご訪問アク…

ダミアン・マニヴェル作品について その1『泳ぎすぎた夜』など。

やっとパソコンに向かう時間がとれました。 「待ってました」との大向こうもかからないい過疎ブログですが、 「待っていたとはありがてぇ」と続けましょう。 フランスの若手監督の中でも、ひときわ注目を集めているダミアン・マニヴェル。 『犬を連れた女』…

シリア内戦のドキュメンタリーについて書きました。

ぷかっ。再浮上。 すごく難産だったこの文章。 こんなの掲載してもらえるのかなぁ…と ボツになっても仕方ないと思っていました。 無事掲載されました。 正直、こわかった…早くまともなレビューに埋めてもらいたいくらいです。 『ラッカは静かに虐殺されてい…

書いてますよ。

3月はめちゃくちゃ忙しかったのでブログのたわごとは更新できませんでしたが、 こちらには書いてます。 とてもあったかな映画なので日本公開されるといいな… 第18回東京フィルメックス上映作品 『ジョニーは行方不明』 http://kotocine.blogspot.jp/2018/03/…

この2作品を同列に考えることへのちょっとした考察。(全てのネタバレあり)

かの徳永様がおっしゃるには 思春期に少年から大人に変わる♪ なつかしのH2Oは ガラスの階段登るきみはまだシンデレラさ♪ 名曲ですね〜〜。 もはやあの頃を遠く離れたわが身には とても尊い時間と感じます。 階段。 そうなんですよね。 感覚的に、ここまでの…

【2017年の記事ですよ】映画音楽とフィギュアスケート。(パソコン推奨)(微妙に訂正あり)(さらに追記あり)(さらに追記)(2020.2月追記)

(2020.2月追記 よもや……よもや「夢二のテーマ」で演技をする選手が出てこようとは! 川端和愛選手、2019シーズンのFS! https://youtu.be/BDA_SXn2zRg おそらく音源はウォン・カーウァイ『花様年華』から「夢二のテーマ」。 もちろん鈴木清順『夢二』が元ネ…

牯嶺街その7…くらい?(新たなる謎が…)

やー、すごいロングランになってきましたね、『牯嶺街少年殺人事件』。 年明けアップリンクと思ったら、下旬は都写真美術館ですってよ奥さん! ほぼ1年のロングラン! 私も久々にアップリンクで観てきました。 私はあまり大画面だと情報の処理が追いつかない…

ベストテンを出していたら一本の映画について語っていた。

年末なので今年のベスト映画を出してみたの。 今年観た映画はかなりの数の旧作と、 劇場公開すらされるのかわからない新作がほとんど。 基準難しいよね。 旧作がまたかかるってことは「いい映画」だからってのもあるので、今回省きました。 じゃん。順不同で…

『早春 デジタルリマスター版』書きました。

この作品でレビュー出せるとは… 娘を嫁に出す気持ちです。 よろしければご一読ください。 https://kotocine.blogspot.jp/2017/12/text.html

あのころのアジア映画。

フルーツ・チャン1997年の作品『メイド・イン・ホンコン』デジタルリマスター版が 劇場公開のお知らせ。 恵比寿ガーデンシネマ他で来年3月きますな (ヒュートラに来るのは有難い…) http://eigajoho.com/92955/amp?p=92955&__twitter_impression=true 今年…

初冬に早春、そしてわが青春期第1幕の終わり。(前半どうでもいいからとばして読んでくれていいよ!)

いやっほぉぉぉい! さんざんうるさくて申し訳ありませんが イエジー・スコリモフスキの名を 45年も前に天下に轟かせた(?)幻の傑作(!) 『早春』(1970) を フルバージョンで観るという 四半世紀来の念願が叶ったので 叫ぶだけ叫ばせてください。 でもね…

エクス・リブリス レビュー書きました

表記の通りですが…w https://kotocine.blogspot.jp/2017/11/text_15.html よろしければご一読くださいませm(_ _)m

イエ爺の隠し球!

もうダメです、 こーふんが抑えられません。 毎年秋に行われるポーランド映画祭。 怪優としても知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が毎年監修なさっている特集上映です。 毎年あまり代わり映えしないラインナップだな… と正直なところ思…

これでシメにしたい『牯嶺街少年殺人事件』その5(シマるのか? )

まぁ続きを書くのにあれこれ考えているうちに こんな本が出版されていました。 filmart.co.jp 未読ですが、こんな凄そうなのが出てしまったら、こんなど素人が今更あれこれ語るのもおこがましく、また何を語っても浅い代物になりそうなので、今回はあくまで…

やっと『牯嶺街少年殺人事件』を拝むことができる……まで。(牯嶺街その4)

2016年の夏のことでした。 ぼんやりtwitter眺めていたら カナザワ映画祭の告知で 『牯嶺街少年殺人事件』上映します! と盛大にぶち上げていたので驚いたものでした。 やっとクリアになったのか。 できたのか。 長い道のりだったことよのぅ。 と思いながらHP…

(話を元に戻して)恐怖分子から牯嶺街へ。その3(また余談だよすまないね)

途中で全然違う話を挟んでしまったのでどこまで話したっけかな状態です。 どうも。オヒルネモルヒネです。 8月はクッソ忙しくてストレス溜まり放題で ない暇ができたときには缶チューハイかっ喰らいクスリ飲んで寝るという いつお迎えが来るかわからない状態…

(クーリンチェちょっと中断)シュミットと、ワイダと、玉三郎。

クーリンチェにまつわる話を書くべきなんだけど、 ちょっと仕事が忙しくて続きがなかなか。 その代わりといってはなんですが、 「同人誌」に載せようかとしている文章の草稿を、よろしければお読みください。 歌舞伎の名女方と、ヨーロッパの名匠2名のコラボ…

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』公開まで、そしてその後のいろいろなことなど。 その2(追記あり)

前回の記事がマクラだとしたら、今回も長ぇマクラになるかもしれません。 エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』(1991) 公開までについてのさまざまな記憶は、 どうしても思い出せる限り全てを語っておかないと気が済まないのです。 この作品も長い間私…

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』公開まで、そしてその後のいろいろなことなど。 その1

私が昔携わっていた分野には、「灰色文献」や「孤児文献」といったものがありました。 灰色文献とはこのようなもの。 kotobank.jp 孤児文献とはこのようなもの。 権利の所在が不明な著作物 - Wikipedia 「権利がどこにあるのかはわかっているのだけれども入…

はじめての投稿

はて、何から書こうか。 とりあえず開設してみたものの。 とりあえず日本公開熱望と言っとくね。 チャン・ツォーチ(張作驥)がお勤め中に撮っていた 『鹹水鶏的滋味』 …なぜコピペすると色が変わるのかは追い追い調べよう。 2015年の東京フィルメックスで観…