映画について私が全然知らないいろいろな事柄

@ohirunemorphine が、だらだらと映画についてあれこれ考えます。

映画

『東京組曲2020』書きました。

neoneo webに、三島有紀子監督作品『東京組曲2020』どくしょかんそうぶん書きました。 この文章、時制がめちゃくちゃなんです。まだ進行形の事態ですので、整合性とるとえらく厄介なので、諦めてえいやっと勢いで書きました。書いてる個人の混乱も想像しつつ…

【そういえば】参加した書籍など。

こちらの書籍のフィルモグラフィー作成に協力しました。 http://webneo.org/archives/51121 併せてこちらの記事の作成に協力しました。 http://webneo.org/archives/51161 一年ぶりの更新がこれかよ!

『ドンバス』書きました。

黒いロイ・アンダーソンみたいな作品ですが、 「事実に基づく」映画です。 http://webneo.org/archives/50481

【久しぶり】『故郷とせっけん』書きました。

お久しぶりです。 自分のアタマでなにも考えられない現場に入ってしまって何ヶ月になるでしょう。 毎日をこなすだけでへとへとになり、 なにかを「考えて書く」ことが難しくなっていました。 ちょっと頑張って短い文を書きました。 http://webneo.org/archiv…

『フィガロ・ストーリー』掘り出し物のパンフ。

昔、深夜のテレビで観た映画。 記憶も薄らぼんやりしているのに、 ところどころだけ覚えている、あの映画。 そんな映画の数々、 皆さまにもおありでしょう。 私は今、一箱古本市、最近で言うとブックマンションの一室(サイズA4×A4程度)を借りて店主(仮)…

『クー! キン・ザ・ザ』書きました。

ソビエトSFの金字塔といえば。 『惑星ソラリス』でしょうか。 それとも…… あのユルユルカルト映画がアニメになりました。 釣鐘型宇宙船の珍妙な動きがたまらんです。 http://webneo.org/archives/49500

『クリシャ』勇気ある配給さんと勇気ある劇場さんのタッグで上映されてる映画について書きました。

繊細すぎる人間は生きているだけで世界に棘刺され、ひび割れささくれだった殻は触れるものをガラスの破片のように傷つける。 「世界」とは彼女を無条件に痛めつけてくるものであり、また彼女も「世界」に棘を刺しながら生きてきた。 しかし、そんな彼女はど…

ユン・ダンビ『夏時間』書きました。

めっちゃブログ更新のろいですよね 最近どうも色々厄介なことばかり起きて 根詰めて文章かくのがむずかしかったのです。 そういうままならぬ日常を愚痴ってると 個人的にメールのやりとりなんかしてる方には もう映画縛りやめてそっち書いた方がよくね? と言…

東京国際映画祭『カム・アンド・ゴー』書きました。

2つの映画祭が並走してると 観る方もたいへんです。 というわけで、 リム・カーワイ監督『カム・アンド・ゴー』 書きました。 よろしければお読みください。 http://webneo.org/archives/48911

ツァイ・ミンリャン『日子』書きました。

フィルメックスで上映された『日子』について書きました。 頭使わない生活してるのでめちゃくちゃ唸りながら書きました……アタマは使わないと退化してしまう…… https://kotocine.blogspot.com/2020/11/text.html?m=1 30日まで配信もありますよ! https://filme…

レンタル文化の終わりが近づいてきて。

新宿TSUTAYAが閉店するというニュースを聞いた。 当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。このたび当店は、誠に勝手ながら11月15日(日)をもちまして閉店させて頂くこととなりました。※最終貸出日も11月15日(日)とさせていただきます。25年間ご…

『鵞鳥湖の夜』、人生はゲーム。

wildgoose-movie.com ディアオ・イーナン5年ぶりの新作『鵞鳥湖の夜』。 公開されしばらく経ち、 映画好きがもう散々語り尽くして私如きが書くことはもうないんじゃないか、と思っていました。 ネオンカラーに彩られたフィルム・ノワール。 傷ついた男と妖し…

太陽に殺される季節のおこもり映画館。(お外に出るのは命懸け)

ニッパチという言葉がある。 この時期はモノが売れないので諸々避けられるんだそうだ。 映画も例外ではないのかもしれない。知らんけど。 どうもピンとくる新作がなかなかこねぇなぁ と あまり映画館に通わなかったのだ。 そもそも都内の仕事が全くなく 往復…

図書館映画について思ったまんま書くよ。

コゴナダ監督『コロンバス』(2017)と エミリオ・エステベス監督『パブリック 図書館の奇跡』(2018)と ちょっとたまたま図書館が舞台の映画をいくつか観たので 思いつくまま書いてみようと思いまして。 ちょうどこれもソフト化されるというタイミングだし…

タイトルなし。

シネマスクエアとうきゅうも ミラノ座も シネヴィヴァンも シネマライズも シネアミューズも シネセゾンも シネマート六本木も シネパトスも 浅草中劇も シネカノンも プレノンアッシュも ザナドゥーも フランス映画社も ムービーアイも アルシネテランも ケ…

【大傑作】『渚のシンドバッド』の「あの女優」【どうしてこうなったし】。

私はテレビドラマを見る習慣がないので 昨今褒められてんのか貶されてんのかわからない「アノ」ドラマ 「M 愛すべき人がいて」は見てないし今後も見る予定はないのですが アノ歌姫が一世を風靡していた時代はよく知っております。 あのステッカーを貼ったク…

【祝・映画館再開】映画観たら美味しいもの食べよう。【予算だいたい700円】

都内の映画館がぽこぽこ開きだした。 わたしはこの記念すべき(来年には祝日にしてもいいんじゃね)日に なにを観ればいいか2日ほど考えた。 各館プログラムがなかなか出なかったのである。当然だ。 ということで 私の映画館開きは 名画座・神保町シアターと…

『タッチ・ミー・ノット ~ローラと秘密のカウンセリング~』について書きました。 

第68回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を獲得した『タッチ・ミー・ノット 〜ローラと秘密のカウンセリング〜 』が、公開されることになりました。 tmn-movie.com 今回、コロナウイルスの影響により発令された緊急事態宣言下、 渋谷イメージフォーラムでの公開…

【5月に入ってどっと増えました】おこもり映画館中間報告。

この間まで雪が降っていたのにいきなりの夏日到来。 自粛生活もまた延長くらいそうな今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。 私は海が見たいです。くそ殺風景なこの界隈から出られないのがしんどくてかないません。 なお、車でどんくらい走ろうともこ…

もし私の人生にミニシアターとレンタルビデオがなかったならば。

ご無沙汰してます。 篭城生活ひと月になろうとしています。 実際のところはそれ以前から仕事がなくて 出不精全開でほぼうちから出なかったので もう ふた月かよ……ため息も出るわ いい加減カラダは痩せ細り(筋肉が落ちたという意味で) 睡眠も不安定で 酒量…

【日常】おこもり映画館計画。

ぶっちゃけて言ってしまうと、私の生活は単発バイトでなんとかかつかつ成り立っている。 いわゆるイベントスタッフだ。 普通大学生くらいがやるバイトをなんで中年女がやっているのかというのはいろんな事情があるので割愛する。 くっそせつねぇ理由がいくつ…

(京都開催のこのタイミングなら言える)今更ながら2019東京フィルメックス感想諸々。

時間がある時に書いとかないとね。 今更ですか?と言われそうですが 2020年3月13日から20日まで demachiza.com このタイミングでアップしないと完全に機会を逃す。 昨年11月の東京フィルメックス感想です。 オフィス北野のお家騒動のあおりを食って危ないと…

バブルな音楽映画。

80年代後半に製作された音楽映画にちょっと興味があったのです。 なかなか観る機会がないそれらの作品。 神保町シアター様がなぜかちょいちょいかけてくださるので今回書いてみようかと。 普段は古い日本映画の名作の数々をかけてくださる神保町シアター様で…

【ほぼ全ての情報等リンクつけました】去年見た映画を全部リストアップ。

たくさん観ていると年間ベストって出しづらいんじゃないかと思う。 だって どれ観たか忘れちゃってるんだもん 遡ってチマチマ調べてみるね。 けど それ以上のなにものでもない。単に私が昨年観た映画の羅列です。 そんだけなのです。 2019年12月 神保町シア…

人生の実り。(第32回TIFF『リリア・カンタペイ、神出鬼没』)

……またもごぶさたでした。 ええ、やられてました 自律神経の不調と アルコール中毒の足音がひたひたとしのびよる日々でした もうね、ブログ更新する気にならないの。 パソコン開けないの。 まぁいいわ。書き始めれば書き終わる気になるでしょ。 さて。 先日…

(余計な追記あり)「らしさ」ってなんだろう、もしくは拭いがたい「男らしさ(あるいは「男らしくなさ」)」への視線について。

やっと…… やっと…… 夏の暑さが一段落しました。 おひさしぶりです 前回の記事のあと 仕事のしんどさと しんどい仕事が終わってから観る映画と(ええ、交通費を浮かせるためですとも) そうこうしているうちに気圧だるが本気出してきて お日様全然拝めずひと…

陳宏一『自畫像』のこと。(台北セブンラブ観てきたよ)

やっとの思いで仕事の休みをとった5月1日。 台湾巨匠傑作選2019の目玉『台北セブンラブ』が観たかったんで頑張って休み取ったんだけどさ。 www.taipei7love.com まぁもっと早く起きやがれ、って話なんですが 映画館でモーニングショーやってる時点でそっちに…

京マチ子さま。

京マチ子さまがあの世に旅立たれた。 先日、有楽町の映画館で特集上映が組まれ、 5回券を使い切るのにどうしようかと散々悩み、 べつに悩むことはないどれでも観たいもんみとけばいいのだが 絶対観たかったのが『雨月物語』『痴人の愛』 (『羅生門』は先日…

春の台湾、文青おばさん歩く。

私の仕事は読めない。 クッソ忙しい時とクッソ暇なときがランダムだ。 例年1月2月は暇である。 よって、来る仕事は全力でゲットしなければまったく収入がない。 … と思ったら、どちらも下旬に死にかけるハードさ。上旬暇だったので月の稼ぎは大したことはな…

【余談】フェブラリーステークスで思い出した。【映画の話だよ】

昔、わたしは競馬が好きだったのです。 しかし馬券のセンスは皆無であり、仲間はわたしが記入したマークシートを「いか予想」と呼びくさり、 わたしが買う馬券を外して買いやがるのである 実際、鉄板で武、という場面でも いかちゃんが買うと武でも飛ぶわ え…