【2017年の記事ですよ】映画音楽とフィギュアスケート。(パソコン推奨)(微妙に訂正あり)(さらに追記あり)(さらに追記)(2020.2月追記)
(2020.2月追記
よもや……よもや「夢二のテーマ」で演技をする選手が出てこようとは!
川端和愛選手、2019シーズンのFS!
おそらく音源はウォン・カーウァイ『花様年華』から「夢二のテーマ」。
もちろん鈴木清順『夢二』が元ネタです。
素晴らしい演技ですが、
特に映画の世界観を演出したわけではなさそうなのが
ちょっと惜しい……w)
(2019.2.11追記
昨年の記事がまた上がってきたようで申し訳ありません。
まったく今シーズンのことは書いてありません。
なぜかと言うと、
まったく試合を見ることもできず状況も追えず
もうライトなスケヲタですらなくなってしまいました。
ご了承ください。)
小生はライトなスケート好きでもあるのですが、
試合シーズンの週末は仕事してることも多く、
(またその時期は映画祭もハイシーズンなのでウチにいたためしがない)
どうしても諸々チェックが甘いのは否めません。
昨晩お酒飲みながらぼけっと昨年末の全日本の動画を眺めていました。
ジュニアの紀平梨花選手が
3アクセル−3トゥループ
さらにトドメの3アクセル
と、
とんでもない難度のジャンプを見事決めた演技を
(まんまと見逃していたので)
ぼんやりと
スゲェェェ
と観ていました。
年齢制限で平昌五輪には出られませんが、
このまますくすくと伸びてほしい逸材です。
最近3アクセルに挑戦する女子選手が増えてきて見ごたえがありますね。
アメリカでは今年24歳のベテラン(と言ってもいいでしょう)、長洲未来選手も
http://www.youtube.com/watch?v=aG3eoo1mY9Q
女子選手のジャンプのピークは10代なかばであり、また長洲選手自身初めてオリンピックに出場したのは16歳の頃。その後結構長いこと「惜しい」位置にいた選手であり、この年齢でこの大技を習得し再び代表に返り咲いたことを考えると、これは特筆するべきことでしょう。
信じられないかもしれないけど2015年のワールドで3アクセルを成功させスケヲタを沸かせたロシア選手、マダム・リーザことエリザベータ・トゥクタミシェワ選手はこの頃まだ18歳とかそこらだったんだぜ
http://www.youtube.com/watch?v=Z3SuNQu2u1o
フィギュアスケートと音楽は切っても切り離せない関係です。
めっちゃよく使われる、かぶり曲は「禁止曲w」とまで呼ばれます。
あるんですよねー。その年めっちゃかぶる曲。
2014−15のシーズンなんて日本のトップ選手が片っ端から「オペラ座の怪人」を使うといった珍事が。
他国でも使う選手がめちゃ多く、ほっといたら
リンクでずっとオペラ座が流れっぱなし
というハメに陥りかねない。
あとよく使われる曲としては「レ・ミゼラブル」(みんな夢破れすぎだろ試合で)(この件について友達に話したら「羽生に負けた〜♪」と巧みに歌ってくれた)「ロミオとジュリエット(フランコ・ゼフィレッリとバズ・ラーマンどちらもよく使われていますね)」「「ムーラン・ルージュ(バズ・ラーマン)」「アーティスト(ミシェル・アザナヴィシウス)」「ミッション(ローランド・ジョフィ)」←ネッラ・ファンタジアという方が馴染みあるかも そして、「アメリ(ジャン=ピエール・ジュネ)」「ラ・ラ・ランド(デミアン・チャゼル)」などがとっさに思い浮かびますかな。とっさにですけど。
いや007を忘れてはいけないのは知ってる
いやニュー・シネマ・パラダイスも忘れてはいけないことも知ってる
どんどんドツボにはまります
一応映画ブログなんで、映画音楽を優先しております。
(『愛と哀しみのボレロ』のラストシーンの「ボレロ」も入れておきたいところではあります)
(「ボレロ」のリンクにどれを埋め込むかによってセンスが表れます)
(俺だったらこれを選ぶ…とおもたら削除されてた!やっぱりベジャールに怒られたのかしらwww スッゲェ面白かったのに!)
平昌オリンピック フィギュアスケート男子ショートを観ていて
とんでもないものを忘れていることに気づきました。
チャップリン忘れちゃあかんだろ俺のバカバカバカ
フェデリコ・フェリーニもよく使われますね。
今年の全日本シングルのメダリストのうち、2人がフェリーニを使っていました。
男子2位の田中刑事選手、そして女子3位の(先述の)紀平梨花選手。
田中選手は「フェデリコ・フェリーニメドレー」として『甘い生活』『カビリアの夜』『アマルコルド』『8 1/2』などをつないで一曲にしています。
http://www.youtube.com/watch?v=z8ZBy_U32EE
個人的には衣装は昨シーズンのやつのほうが好み
(現在公式には「アマルコルド」「カビリアの夜」「8 1/2」と記載があるそうです。つべで「甘い生活」きいてみたら自信なくなりました。バイオが正しい。いい加減なブログですみません)
紀平選手は『道』です。最高難度の構成、ご覧ください。
お?
『道』といえば。
バンクーバー五輪で髙橋大輔選手が銅メダルを獲得したあの演技!
http://www.youtube.com/watch?v=s2rwllWVmS8
よく見ると、先述の田中選手の曲には、この『道』はありません。
髙橋選手のイメージが強すぎるので避けたのでしょうか。だとしたら正解かも。
あの後男子選手が『道』を使ってるのを見ると、どうしても比べちゃいましたもん。
ここでご紹介した田中選手の演技は、髙橋さんのブラッシュアップを受けたものだそうです。私も全ての試合を見てるわけではないし、あまり細かいところを見る目はないのですが、
明らかに違う。マヂで違う。語彙力ない。
お時間がありましたら、この「フェリーニメドレー」は昨シーズンから使われていますので、動画探してみてください。
マヂで違います。
男子と女子で採点要素が異なるので一概には言えませんが、ひょっとしたらこの曲って、女子には向かないのかなぁ…… と、紀平選手の演技を見て思いました。
多分髙橋さんのイメージが強すぎるんだわ
さて。
最近日本選手のキスクラによく座っているこのイケメンですが。
(もしこれをお読みのスケヲタの皆様におかれましてはただの一般常識ですが、もしこれをお読みの映画好きの皆様におかれましては初お目見えかもしれませんので、このどっちつかずのスタンスをお許しください)
田村岳斗コーチです。
日本女子のトップを片っ端から面倒見てるという……
現在日本のフィギュア界のキーパーソンと言っても過言ではないこのコーチですが、
なぜお写真をご覧いただいたのかは
こちらの動画をご覧ください。
(環境によっては動作しないかも……パソコンからなら観られたのですが)
最高にくだらない『道』です。
動作に不安があるので2個貼ってしまいました。
ヤマト先生……肋骨折ってまで演るバカプロ……
そう、私がこれまで長々とフィギュアスケートと映画音楽について書いてきたのは
この動画を皆様にご覧頂きたかったからでもあるのです。
くだんね。
このくだんない動画を最後までご覧頂いた皆様におかれましては
ちょっとしたツッコミどころがあるのにお気づきでしょうか。
アナウンサーが
「田村”ジェルソミーナ”岳斗!」
「髙橋”ザンパノ”大輔!」
とコールしているのですが
たぶん大ちゃんはザンパノじゃない。
「イル・マット」こと綱渡り芸人だ。
そんだけ。
(追記)埋め込んだ動画もほとんどパソコン対応でした!すみません!